職員インタビュー

指導課

西村 正勝

[1999年採用]
四日市大学 経済学部卒

現実を見据えて学べばこそ、
自身の成長につながります。

これから一緒に働く方に伝えたいことは、厳しいように聞こえるかもしれませんが、「理想と現実は違う」ということですね。教習所という場所は、入校して単位をこなせば免許が取れると思われがちです。確かに技術面で合否は決まりますが、私たちの仕事はどんなことを教えられたかという中身が大事です。例えば、同じ教え方をしても上手くなる生徒となかなか上達しない生徒がいます。けれどそれは生徒の問題ではなく、教え方に問題があるのです。私自身、入社直後は「天職だ!」と思うこともありました(笑)。教えるのが楽しく、生徒たちも上手くなっていき、お互いに信頼関係が生まれていっていると思いました。けれど、これは「新人だから」と先輩方にカバーされていたこともあったのだなということに、月日が経つにつれ気がついていきました。さまざまな生徒がいるので一辺倒に教えるだけでは上手くいきません。私たちには生徒全員を、安心・安全に運転ができる一人前の人間に育てあげる責任があります。そのためには頭を悩ませながらも、常に工夫をこらしていくことが何よりも大切なのです。

KENJIの伝統を守ることが使命。
高い教育水準を目指します。

社歴は今年で19年目、さまざまな入校生や指導員と接してきました。なかでも中途採用で入社した指導員に「KENJIは教え方のレベルが違うね」と言われた時は、誇らしさを感じる半面、KENJIの「事故0の社会を目指す」や「しっかりとした教育を」という伝統を守っていかないといけないという重圧も感じました。「KENJIは厳しい」と言われることもありますが、それは手を抜かない証です。細かいことまできちんと教え、疑問点は分かってもらえるまで教え込む。その伝統は、今いる若手やこれから入社する社員にしっかり伝えたいと思います。入社後は、ステップアップするラインがきちんと用意されています。普通免許や普通自動二輪免許、大型特殊免許など車種ごとの教習指導員資格や技能検定員資格の取得、新人の育成、営業活動などです。仕事は、楽しいことと大変なことがありますが、両方を経験することで大きなやりがいにつながります。難しそうに思うこともあるかもしれませんが、周りがしっかりとフォローをするので安心して挑んでください。