職員インタビュー

指導課(静岡校)

山下 勇人

[2017年 新卒採用]
常葉大学 外国語学部卒

インストラクターとして何を教えることができるのか、
一人ひとりに対して考えています。

この仕事との出会いは、大学でのインターンシップ先として進められたことです。正直に言うとそれまで自動車学校のインストラクターという仕事は就職の選択肢には入っていませんでした。しかし5日間のインターンシップで静岡県自動車学校の仕事を実際に目で見て感じてみると、私の印象は変わりました。明るい雰囲気にも好感が持てましたし、インストラクターの仕事はただ運転の方法を教えるだけではなく、安全に運転することの大切さ、運転することの楽しさも伝える仕事だと知り、やりがいのある仕事だと確信したからです。教習指導員という資格は、専門学校などで取るものだと思っている方もいますが、実際はほぼ全てのインストラクターが、採用後に教習所で仕事をしながら現場事前教養を学び、公安委員会が行う講習会に参加し、年3回実施される指導員審査を受けて資格をとります。仕事も覚えながらの勉強になりますので、何の知識もない自分が挑戦するということに正直不安もありましたし、実際始めて見ると覚えることが多く、勉強がなかなか進まずに焦ることも。でもKENJIは資格取得のためのオリジナルの研修制度があり、バックアップ体制が充実しているのがとてもありがたかったです。また入校前から感じていた通り、職場の特徴のひとつとして、先輩、同期ともにコミュニケーションがとれていて気兼ねなく話せたことも、常に前向きにいられた要因だと思います。

目標は全車種の資格取得。試行錯誤しながら、
一つひとつ自信を積み重ねていきます。

入校して3年目。まだまだ先輩たちに比べ、指導していて難しいと感じる場面も多いのですが、教習生が運転しやすい環境を作ることをいつも意識しています。私自身も慣れない場所で慣れないことをすると、必要以上に緊張してできることもできなくなってしまいます。運転がはじめからできる人はいません。ですから運転自体が嫌にならないように、まずはリラックスできる雰囲気を作って、穏やかな気持ちで運転していただくことを心がけています。そしてその時に培った落ち着いた運転技術が、免許を取った後の運転マナーに繋がると思っています。教習にきている方が、苦手にしていた課題を克服していたり、運転技量が向上して嬉しそうな顔をしていいただいたりすると、自分も嬉しいですし、そうした中で自分の教習が間違っていなかったという自信を一つひとつ積み重ねています。人の人生に関わる仕事ですし、大変な面もありますが、この仕事は間違いなくやりがいのある仕事だと言えます。今はまだ担当できる教習車種は少ないですが、少しずつ資格を取得して、最終的には全車種教習できるようになること、そして検定員になることが今の目標です。